猫の「最上級の愛情表現」って、何だろう。
スリスリしてくる。
ゴロゴロ喉を鳴らす。
お腹を見せて寝る。
猫と暮らしていると、
「これって、好かれてるってこと?」
と思う行動がけっこうあります。
わが家には、5歳のアー坊と1歳のルチ子がいます。
同じブリティッシュショートヘアですが、2匹を見ていると愛情表現らしき行動が違うんです。
そこで今回は、一般的に猫の愛情や信頼と関係するといわれる行動を調べつつ、
「じゃあ、うちの2匹はどうなんだろう?」
と比べてみることにしました。
最後に、僕が個人的に一番好きな、2匹それぞれの「No.1愛情表現」も紹介します。
猫の「最上級の愛情表現」ってどれ?
最初に気になったのが、
「結局、猫の最上級の愛情表現ってどれなの?」
ということ。
調べてみると、
「サイレントニャー」
「顔を舐める」
「スリスリする」
など、いろいろな行動が「最上級」「最大級」として紹介されていました。
……結局どれなんだw
さらに猫の行動についての資料も調べてみましたが、
「これが猫の愛情表現No.1!」
と決められるような、明確な根拠は今回確認できませんでした。
ただ、猫が親しい相手に見せる行動や、安心・信頼しているときに見せる行動はいろいろあります。
ここからは、その中でもよく知られているものを、わが家の2匹と比べながら見ていきます。
猫が見せる愛情表現6選
体や頭をスリスリする
猫の愛情表現と聞いて、まず思い浮かぶのが「スリスリ」かも。
足元に来て、体や頭をスリスリ。
かわいいですよね。
猫が人に体をこすりつけるのは、友好的な挨拶などで見られる行動のようで、
顔や体にある臭腺から自分の匂いをつける意味もあると言われてます。
わが家では、アー坊もルチ子もよくやります。
ただし、やり方が全然違います。
アー坊は遠慮なし。
僕がPCを見ていても、スマホを見ていても関係ありません。
画面と僕の間に割り込んできて、
スリスリ。
スリスリ。
完全に視界を遮ってきますw
「今ちょっと集中しているんだけど。。」
なんてことは、アー坊には関係ありません。
一方のルチ子は、もう少し控えめ。
ちゃんとスリスリしてくれることもありますが、
「……今、かすったよね?」
くらいで通り過ぎることもありますw
頭をゴツンとぶつけてくる
スリスリの流れで、頭をゴツンとぶつけてくる猫もいます。
アー坊はこれもよくやります。
頭を近づけてきて、
腕にゴツン。
僕もどこかで「猫同士でも頭を寄せ合う」と読んでから、顔を近づけてゴツンと返すようにしてます。
アー坊からどう思われているのかは知りませんがw
ルチ子はというと、妻にはたまにやっているようです。
僕にはまだありません。
……待ってます。はい。
ゆっくり瞬きをする
猫がこちらを見ながら、ゆっくり目を閉じる。
これは「スローブリンク」というようです。
実はこれ、人と猫のコミュニケーションについて調べた研究もありました。
人が猫に向かってゆっくり瞬きをすると、猫も目を細める動きが増えたり、人に近づきやすくなったりすることが確認されています。
「ゆっくり瞬き=愛してる!」とまで言い切れませんが、猫とのポジティブなコミュニケーションのひとつとして考えられているようです。
アー坊も、たまにこちらを見ながらゆっくり瞬きをします。
そんなときは僕も、
ゆっくり目を閉じて、
ゆっくり開く。
瞬きを返します。
TVで蛙亭の中野さんもやっていました。
「スキスキギュー」ってやつですw
一方、ルチ子とはまだあまり目が合いません。
ただ、最近は以前よりこちらを見ることが増えてきました。
アー坊だって最初から今の距離感だったわけではないので、ルチ子はこれからかなと思っています。
お腹を見せて寝る
猫が床で、
ゴローン。
お腹丸出し。
いわゆる「へそ天」です。
お腹は猫にとって無防備になりやすい場所なので、お腹を見せて寝転がるのは、安心や信頼と関係する行動といわれています。
ただし、
「お腹見せてる!触っていいんだ!」
とは限らないようです。
ここは注意ですね。
アー坊はというと、へそ天をよくします。
しかもアー坊の場合、お腹を触っても怒らないことが多いです。
かなり無防備。
ルチ子は、へそ天はめったにしません。
横になって、
ノビーッ。
と伸びていることはよくあります。
同じ家で暮らしていても、こういうところも違います。
ゴロゴロ喉を鳴らす
猫といえば、
ゴロゴロゴロ……。
これも「猫が喜んでいる音」というイメージがありますよね。
実際、リラックスしているときにもよく聞く音です。
ただ、猫は嬉しいときだけにゴロゴロ鳴くわけではないので、
「ゴロゴロ=愛情表現!」
と、それだけで判断するのは難しいようです。
アー坊の場合は、自分から近づいてきたときによくゴロゴロ言っています。
スリスリ。
頭ゴツン。
ゴロゴロ。
ここまでセットで来ると、
「はいはい。触ってほしいんですね」
となりますw
ルチ子も、触らせてもらえるタイミングで顎や眉間を撫でていると、ゴロゴロ言うことがあります。
アー坊みたいに分かりやすく「触って!」とは来ないので、これはちょっと嬉しい。
「お、今日はいいんですね」
と思いながら触っています。
ふみふみする
柔らかい毛布やクッションを、
ふみふみ。
ふみふみ。
これも「猫の愛情表現」として紹介されることがあります。
ただ、調べてみると、少し違う面もありました。
ふみふみは、子猫がお母さんのお乳を飲むときの行動に由来すると考えられていて、大人になってからもリラックスしているときなどに見られます。
人の上でふみふみすることもありますが、
ふみふみ=飼い主への愛情表現
とだけ考えるものではなさそうです。
これは、アー坊を見ているとすごく納得します。
アー坊は柔らかいクッションや毛布があると、よくふみふみしています。
ゴロゴロ言いながら、
ふみふみ。
ふみふみ。
でも、
僕がいなくても普通にやっています。
なので、
「アー坊が僕への愛を全力で表現している……!」
とは思っていませんw
たぶん、その毛布が気持ちいい。
ルチ子も、たまにふみふみします。
ただ、アー坊よりちょっとぎこちない。
ふみふみしながら、少しずつ前に進んでいきます。
なんで進むんだろうw
かわいいからいいけど。
一般的な愛情表現と、わが家の2匹を比べてみると
こうして見てみると、わが家の2匹にも当てはまるものがけっこうありました。
でも、同じ行動をするわけではありません。
むしろ2匹を見ていると、
「猫によってこんなに違うんだな」
と思います。
アー坊は「触って!」がかなり分かりやすい
アー坊は、とにかく人の近くにいます。
僕が移動するとついてくる。
近くで寝る。
ちょっと離れたところにいても、探してみると目が合う。
常に監視されていますw
そして何より分かりやすいのが、
「触って!」の要求。
スリスリや頭ゴツンもそうですが、アー坊にはもうひとつ定番のパターンがあります。
まず、自分の定位置へ移動します。
そして、
じーっ。
僕を見る。
目が合う。
すると、声が出てない空鳴きをします。
「サイレントニャー」と言われるやつです。
これが出たら、
「はいはい、行きますよ」
と僕がアー坊のところへ行って、マッサージ開始です。
ちなみに、これは妻にはあまりやりません。
僕に対してが多いです。
たぶん僕のことを、
マッサージ専用スタッフ
だと思っています。
ルチ子は少しずつ距離が近くなっている
ルチ子は現在1歳。
アー坊とは、人との距離の取り方がけっこう違います。
妻の後ろをついて歩いていることはありますが、アー坊のようにいつも人の近くにいるわけではありません。
自分から、
「触って!」
と来ることも、まだほとんどありません。
でも最近、
「これ、もしかして触ってほしいのかな?」
と思うことがあります。
ルチ子が寝ている横を通ると、こっちを見ている。
そこで、
「もしや……?」
と思って顎や眉間を触ってみる。
すると、
ゴロゴロゴロ……。
分かりにくいw
でも、たぶんこれがルチ子なりの合図なのかなと思っています。
僕がテーブルで作業していると、向かい側で寝ていることもあります。
こういう距離が少しずつ近くなっている感じは、けっこう嬉しいです。
アー坊も最初から今のような距離感だったわけではありません。
ルチ子も最近は少しずつ目が合うようになってきました。
まだ1歳。
これからどうなるのか楽しみです。
ちなみに、2匹とも膝には乗ってきません
猫に好かれている姿を想像すると、
「膝の上で丸くなって寝ている猫」
を思い浮かべる人もいるかもしれません。
わが家はどうかというと、
2匹とも乗りません。
ええ。
乗りません。
アー坊なんて、
スリスリする。
頭ゴツンする。
ついてくる。
マッサージを要求する。
ここまでやるのに、
膝には乗りません。
ルチ子も乗りません。
抱っこも2匹とも好きではありません。
以前、「ブリティッシュショートヘアはなつかない?」という記事も書きましたが、実際に暮らしていると、
「膝に乗る・抱っこさせてくれる」
だけでは分からない距離感があるなと思います。
※ブリティッシュショートヘアがなつかないと言われる理由や、わが家の2匹との実際の距離感については別の記事(ブリティッシュショートヘアはなつかない?2匹と暮らして感じる実際の距離感)で紹介しています。
わが家の猫の「No.1愛情表現」はこれ
いろいろ書いてきましたが、
「じゃあ、実際に一番愛情を感じるのはどれ?」
と聞かれたら。
僕には、アー坊とルチ子でそれぞれひとつあります。
アー坊は「アッアッ」と返事してくれること
アー坊とは、よく目が合います。
そんなとき僕から、
「ニャー」
と話しかけることがあります。
するとアー坊が、
「アッアッ」
と返事をしてくれることがあります。
これが、
むちゃくちゃかわいい。
スリスリでもない。
へそ天でもない。
一緒に寝ることでもない。
これも「愛情表現」と思いたいです。
僕は、この瞬間が一番好き!
だって、
猫とコミュニケーション取れてるって、やばくないですか?w
ルチ子は妻のモモを「ポンポン」
ルチ子の場合は、僕ではありません。
妻です。
妻が椅子に座っていると、ルチ子が近づいてきます。
そして2本脚で立ち上がって、
妻をポンポンとタッチします。
「遊ぼ!」
と誘っているように見えて、これがかわいい。
しかもルチ子は、おもちゃをしまっている引き出しを自分で開けようとします。
うまく開けられると、中からおもちゃを持ってきて妻のところへ。
アー坊が圧倒的なマッサージ派なら、
ルチ子は圧倒的な遊び派。
猫にもいろいろありますね。
ちなみに、
僕にはポンポンしてくれません。
うらやましい。
まとめ|わが家の猫のNo.1愛情表現
猫には、
スリスリしたり、
ゆっくり瞬きをしたり、
お腹を見せたり、
いろいろな愛情や信頼のサインがあります。
わが家の2匹を見ても、当てはまるものはたくさんありました。
でも、
僕が一番好きなのは、
アー坊の「アッアッ」と、
ルチ子の「ポンポン」。
今のところ、
これがわが家の猫のNo.1愛情表現です。


